100円商店街

この記事を書いたのは:高橋寛

商店街全体を一つの「100円ショップ」と見立て、各店がお勧め商品を店頭に並べ、市民に気軽に足を運んでもらう

「100円商店街」が各地に広がっています。量販店などに客を奪われ、人通りが少なくなって「シャッター街」などと

揶揄される商店街が、賑わいを取り戻そうという試みです。発祥は山形県新庄市ですが、今では全国100以上の

市町村で実施されています。

三重県鈴鹿市の東町商店街などでは、昨春以来4回実施し、約100店が自慢の品々を出し合い、毎回2万人以上

の人出という賑わいでした。ライバルのショッピングセンターとタッグを組み、駐車場を確保したのが成功の一因だっ

たようです。

シャッターを閉めていた店が商売を再開するなど、互いに協力することで集客への相乗効果が生まれ、店主同士の

つながりが強まり、地域の活性化に一役買っていると評価されています。専門店が集まる商店街だからこそ、色々

なアイデアが出て、おもしろい場が次々と生まれています。 (11月6日読売新聞)

ピンチはチャンス。困ったときこそ知恵を出し合いチャンスに変える。日本の人々もまんざら捨てたものではありませ

んね。私たちも日々がんばらなくっちゃ!


この記事を書いたのは:
高橋寛