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名古屋刑務所での医療の現状

名古屋刑務所といっても名古屋市内にはなく、愛知県みよし市にあります。

少し前、弁護士会の会務で行く用事がありました。

名古屋刑務所は定員2400人、被収容者の犯罪傾向進度B級(それなりに犯罪傾向あり)、被収容者の60歳以上の割合は約20%、医療重点施設の一つ(それなりに医療が充実)、となっています。

医療スタッフは、常勤医師8名(1名は歯科医師)、非常勤医師8名、看護師25名、准看護師8名、その他に薬剤師や技師などが数名います。
設備としては、心電図モニタ、超音波診断装置、CT、レントゲン、人工透析装置などがあります。

医療対応で一番多いのは歯科で、治療までに2か月程度待たされるそうです。また、刑務所の特殊性として、刑務作業を免れる目的での詐病が多い、との指摘があります。

名古屋刑務所で対応できない場合は(癌などの重病)、外部病院への入通院が認められますが、その際の保安要員を確保することに苦労しているとのこと。

また、刑務所で働こうという医師が少なく、医師の人員確保も苦労しているそうです。

刑務所においてどの程度まで医療体制を構築すべきか課題となっています。

@愛知県弁護士会会報SOPHIA(No635)28頁参照


この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

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