自転車でひき逃げ男に免停
この記事を書いたのは:高橋寛
冬場になると日没が早くなり、自転車の無灯火運転や、方向指示合図なしの急な右・左折など、歩道を歩いていてヒヤッとさせられる場面が増えてきます。このたび、自転車の無謀運転にキツイお灸がすえられるできごとがありました。
自転車を運転中に後方を確認せず道路を横切り、オートバイと衝突事故を起こし、その運転者に重傷を負わせてそのまま逃げていた61歳の男に、11月20日、奈良県警は、150日間の自動車運転免許停止の処分をしました。
「車の運転でも危険を引き起こす恐れがある」と判断したということです。
その男も自転車ごと転倒したもののケガはしなかったそうですが、警察は「ひき逃げ」(道路交通法違反)と重過失傷害の罪で書類送検しています。当然といえば当然の処置です。
自転車といえども、不用意な運転や、安全確認をないがしろにする運転は、いつでも「走る凶器」になってしまうことを、くれぐれもキモに命じて欲しいものです。