宗教法学会
この記事を書いたのは:松波克英
2012年11月10日(土)に京都大学で、宗教法学会が開催され、「大規模自然災害と宗教法の課題」とのテーマでシンポジウムが行われました。
宗教法学会では理事を務めているため、何とか私も参加しました。
身元不明者の葬送や寺社の復興などに行政等が関わる必要がある場合、政教分離の名のもとにそれが阻まれてしまう問題点が指摘されていました。
行政等が平等に機能しなければならないという要請と、政教分離がなし崩しにされて少数者の信教の自由が侵害されてはならないという要請のはざまで、一定のルール作り、よき先例作りが必要になると痛感しました。