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夫が生活費を払ってくれません。どうしたらいいでしょうか?

Q 今、子どもを連れて実家に戻っているのですが、夫が生活費を払ってくれません。どうしたらいいでしょうか?
A 夫婦が生活を送っていく上で必要なお金のことを婚姻費用(略して「婚費」)といいます。婚費には、衣食住に必要なお金、医療費、子の養育費、子の教育費などが含まれます。
もし夫が、婚費を支払ってくれない場合は、家庭裁判所に婚姻費用分担調停を申し立てるのがいいでしょう。
Q 調停では、どのようなことが行われるのですか。
A 男女2名の調停委員が、双方から交互に言い分を聞き、婚費に関して当事者が合意に達するように調停を進めてくれます。
調停では、全国の家庭裁判所に共通の婚姻費用算定表に基づいて話し合いが進められます。婚姻費用算定表では、夫と妻のそれぞれの収入、子の人数、年齢等により婚費が簡単に算出できるようになっています。
Q もし話し合いがつかなかったら、どうなりますか。
A その場合、手続が調停から審判に移行します。審判手続では、家庭裁判所が、双方から提出された証拠に基づき審判により婚費の金額を一方的に決定します。
Q もし調停や審判で婚費が決まっても、夫がその通り支払いをしてくれなかったら、どうなりますか。
A 調停や確定した審判には判決と同様の執行力がありますから、夫の預金や給料を差し押さえることもできます。


この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

愛知県名古屋市にある法律事務所です。

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