熟年離婚

この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

結婚から20年が過ぎ子育ても一段落ついた頃、離婚になる「熟年離婚」がふえています。

当事務所でも熟年離婚の相談が増加する傾向にあります。

社会的背景としては、女性の自立が進んだこと、長寿社会となったことなどがあると思われます。

熟年離婚により晴れ晴れと第2の人生をスタートさせる女性もいらっしゃる一方で、離婚により精神的自由は獲得できたものの、経済的に困窮し、後悔されている女性もいらっしゃいます。

離婚に踏み切る際には、弁護士に相談し、①離婚後の収入、②財産分与、③慰謝料、④年金分割等を明確にした上、きちんとした見通しを立てることが大事だと思います。

数年間離婚に備えた準備をした上、離婚に踏み切った方がいい場合もありますし、離婚自体をしないという選択もあり得ると思います。


この記事を書いたのは:
旭合同法律事務所(名古屋)