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発信者情報開示請求

インターネットの空間は匿名性があるから誹謗中傷の類の発言が渦巻いているよね。ありもしないことで誹謗中傷されたら、どうしたらいいの?

直ぐに思いつくのは、掲示板等の管理者やプロバイダに削除依頼をすることだけど、応じてくれないときは?

究極的には裁判をする手があるけど、その前にできることはないかな、と思っていたら、次の方法を試してみる価値がありそうです。

被害者がプロバイダに対し、発信者の氏名住所などの開示を求めると、プロバイダは発信者に対して開示して良いかの意見を聞くんだよね。

当然、発信者は開示に同意しないから結局プロバイダは開示に応じないことが多い。

しかし、こうすることによって、発信者に対して、あなたの書き込みを問題視してますよ、あなたを特定して裁判しますよ、というような警告をしたのと同じような効果がある。
これによって、違法な書き込みが無くなることがあるそうです。

プロバイダ責任法による「発信者情報開示請求」により開示請求しても、発信者が開示を拒否するため、発信者情報の開示を求めることはまずできない。

しかし、この手続を行うことによって、被害者が救済を求めて開示請求したという事実が発信者に通告されるので、違法書き込みが止まる場合がある。

@中弁連会報No78・30頁


この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

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