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体育祭の騎馬戦での重大事故

福岡県立高校の体育祭で騎馬戦が行われ、騎手をしていた生徒が騎馬戦において落馬し、第七頚椎以下完全麻痺の後遺障害を負いました。そこで、福岡県に対し賠償請求訴訟が提起されました。

裁判所は、
①騎馬戦は騎手の落馬や騎馬の崩落の蓋然性が高く、しかも、体育祭などでし行われない競技であるのに、
②実践形式での予行演習をするなどして生徒への安全確保を講ずるべきであったが、それがなされておらず、
③騎手が落下した場合に備えて、対戦する騎馬一組に対して複数の審判員を配置すべきであったが、それもなされなかった。
などと指摘し、

その上で、裁判所は福岡県に対し、約2億円の賠償を命じる判決を下しました。

@福岡地裁平成27年3月3日判決(判時第2271号100頁)


この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

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