裁判員裁判の殺人事件で執行猶予の判決

この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

旭合同法律事務所の弁護団は、岐阜地方裁判所で審理されていた裁判員裁判の被告人(74歳)の弁護を担当してきました。

2015年1月に岐阜県大垣市で発生した介護疲れから母親(98歳)の命を絶ったという殺人事件で、私ども弁護団は、被告人自身も病に陥っていたため自分が先に亡くなると、独り残る母親が可哀そうという気持ちから衝動的に起こしてしまった事件であることを、朴訥な被告人に法廷で話してもらいました。

検察官の求刑は、被告人を懲役6年に処するのが相当というものでしたが、昨日(6月25日)岐阜地方裁判所で、懲役3年・執行猶予5年間の判決が言い渡されました。


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旭合同法律事務所(名古屋)