空き家対策条例について
この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)
名古屋市だけでも15万件の空き家があり、うち4万件は不朽破損の空き家です。
近隣の空き家で困っている人、空き家の管理ができず困っている人に朗報です。
空き家は、不衛生、不審者のたまり場や放火の危険、倒壊等々周囲に多大な迷惑を及ぼします。
今までは所有者を見つけて交渉するなど解決に向けた迂遠な方法しかありませんでした。
名古屋市は空き家対策条例を制定して平成26年7月1日から完全施行されます。
これにより、空き家の適切な管理を促し、場合によれば最終的には空き家を行政が撤去することまで可能となります。
国も空き家等対策の推進に関する特別措置法を今国会で策定中で、全市町村に対策が講じられるようになるでしょう。
空き家を所有しているが管理・処分に困っている方に対しても、管理・処分のサポートや、税金上の優遇なども考えられているようです。
近隣の空き家で困っている人、空き家の管理ができず困っている人いずれもお気軽にご相談下さい。
この記事を書いたのは:
旭合同法律事務所(名古屋)