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借主負担DIY(空き家対策)

国土交通省が主催する、個人住宅の賃貸流通を促進するための検討会が本年3月に報告書をまとめました。

その中に空き家対策として賃貸借を活用することが検討されています。

通常の建物賃貸借だと大家さんは修繕等して、きれいな建物を借主に貸し、借主は返す時に原状に復して返さないといけないのが原則です。しかし、空き家の所有者は空き家にお金をかけたくないし、建物を壊すと固定資産税が増えてしまうので、そのまま放置しがちです。

そこで、貸主が原則修繕義務を負わず、借主が自費で修繕や模様替えをする代わりに家賃を低くし、退去時に原状回復義務を負わないとするタイプの賃貸借契約を借主負担DIYとして提案しています。

相続した空き家など、所有者は初期費用をかけずに他人に貸し、安定した収入を得ることができる一方で、利用者(借主)は自分の好みに応じて借家をリフォームし安い賃料で借りられるという結構優れモノの契約です。

検討に値すると思います。

澤健二


この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

愛知県名古屋市にある法律事務所です。

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