離婚後における面会交流の相談が増えています

この記事を書いたのは:旭合同法律事務所(名古屋)

最近、面会交流の実施方法についてのご相談が増えてきているように感じます。

弁護士として、様々な状況に応じて出来る限り柔軟な解決ができるよう、法的な観点からアドバイスを行っています。悩まれている方は、ぜひご相談下さい!

いろいろなご相談について考えていく中で、裁判所が公開している面会交流実施においての注意点をまとめた動画は、なかなか使えるのではないか、と思うようになってきました。

裁判所が公開している動画には、葛藤の大きい親同士での面会交流の調整にはなかなか向かないような気はしていますが(それができたらお互い苦労しない!みたいな言い分も良く耳にします。)、一般的なルール説明の仕方としてはとてもいい動画ではあると思います。

弁護士としても、口だけで説明するのではなく、一緒に観て、一般的なルールをひとしきり理解した上で、自分達に合った面会交流について一緒に考える、というのも、面会交流の調整をしていく上で、重要なプロセスなのではないかなと思います。

やはり、面会交流についての教科書というのは必要でしょう。

裁判所が作成している動画をベースに面会交流のイメージを形成していければ、みんなが楽しい面会交流も夢ではないと思います。

動画で一気に見てしまうと、あまり頭に入らないこともありますので、出来る限り、お互いが共通認識できるようにルールを書面化しておくなどの工夫もいいかなと思いついているところです。

とにかく、目の前にいるお子さんが、寂しい思い、つらい思いをしない方法で、

離婚という壁を乗り越えられるように、末永く面会交流がうまくいくように、弁護士として、できるかぎりの研鑽をつんでいきます。


この記事を書いたのは:
旭合同法律事務所(名古屋)